ジェラードが語った「プレミア史上最高のMF」はライバルの“闘将”に 自身との相性を重視

長きにわたってリヴァプールを牽引したジェラード photo/Getty Images

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驚きの結論に

元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード氏が、プレミアリーグ史における“最強MF”論争に終止符を打ったようだ。『TNT Sports』の企画にてジェラード氏が選んだのは、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏だった。

45歳のジェラード氏は、26年間にわたりリヴァプール一筋でプレイし、通算710試合186得点という輝かしい記録を残した。キャプテンとしてUEFAチャンピオンズリーグやFAカップ制覇に貢献し、クラブ史に名を刻んでいる。現役引退後もその名声は色褪せていない。

そんな彼が、“プレミア史上最高のMF”という問いに「ロイ・キーン」と即答したのは、意外性と説得力の両面で注目された。タイで行われたQ&Aセッションにて、キーン氏のほか、フランク・ランパードやパトリック・ヴィエラの名も挙げられたが、ジェラード氏は「自分のプレイスタイルを引き立ててくれるのはロイ・キーン」と明言した。
「彼らは全員素晴らしい選手だ。ただ、フランクとは似すぎていて、共存は難しい。ヴィエラも自分と共通点はあるが、キーンの方がディートマー・ハマンやハビエル・マスチェラーノに近いタイプで、僕を前に出すサポートをしてくれるだろう」と語った。

なお、同インタビューでは“共にプレイした中で最高の選手”としてルイス・スアレスを挙げ、“イングランド史上最高の選手”にはポール・ガスコイン氏を選出している。

キーン氏は現役時代、ユナイテッドで黄金期を築き、プレミアリーグ7回優勝、チャンピオンズリーグを含む3冠を経験。ジェラード氏の目に“本当に偉大なMF”と映ったのも当然かもしれない。

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