ファギー政権最大の失敗補強と呼ばれた男 35歳の元マンU戦士がイビサ島で描く2部昇格の夢

ユナイテッド時代のべべ Photo/Getty Images

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静かな再出発へ

かつて「ファーガソン政権最大の失敗補強」と揶揄された元マンチェスター・ユナイテッドのベベが、35歳となった今もなお新たな挑戦を続けている。今季、スペイン3部のUDイビサにフリートランスファーで加入し、2部昇格を目指す。

昨季はスペイン2部のラシン・フェロルに所属していたが、チームは降格圏でシーズンを終えた。今季からは、同3部で3位に入り昇格プレイオフを戦ったものの昇格を逃したイビサへと移籍。新天地ではその豊富な経験を武器に、昇格を目指す戦いに挑む。

ベベはポルトガル生まれながら、国際舞台ではカーボベルデ代表としてプレイ。2010年にマンチェスター・ユナイテッドへ加入するも、公式戦7試合2ゴールにとどまり、幾度もレンタル移籍を繰り返した末にクラブを去った。その補強は当時から疑問視され続け、サー・アレックス・ファーガソンの長期政権においても稀有な失敗例とされている。
だが、ラ・リーガ通算162試合出場の実績を持つベテランの力は健在だ。チームの攻撃を牽引する役割を担い、イビサ島で2部昇格という夢に再び挑む。キャリア終盤に差し掛かる今、静かながらも力強い再出発を図る姿に注目が集まる。

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