「差がありすぎて議論する価値もない」「中国相手にまともに相手する必要はない」 またも日本に敗れた中国代表に自国メディアは呆然

日本戦に臨んだ中国代表 photo/Getty Images

続きを見る

0−2で日本に敗戦

現在韓国で開催されているE-1選手権にて森保一監督率いる日本代表は第2節で中国代表と対戦。試合は2−0で日本が勝利した。

初戦香港代表相手に6−1で勝利した日本。この試合ではその香港戦からメンバーを総入れ替えし、フレッシュな面々が揃った。試合は11分にFW細谷真大のゴールで日本が先制すると、63分にMF望月ヘンリー海輝が追加点を奪い2−0とリード。GK早川友基の好セーブもあり、試合は2−0で日本が連勝し優勝が懸かる第3戦の韓国戦へ弾みをつけた。

初戦の韓国戦に続いて敗れてしまった中国代表。『捜狐』は「中国が日本に0−2で敗戦 内容は高く評価されるべきだが、差がありすぎて議論する価値もない」と題し、「幸いなことに今回は大惨事にはならなかった。日本は3~4軍とも言えるメンバーだったが、相変わらず難しい相手だ。日本と中国はこれまで32回対戦し、7勝8分17敗で明らかに劣勢だった。今回の敗戦で18敗に書き換えられ、27年間勝てていない恥ずかしい記録が続いている」と日本に全く勝てていないことについて言及。「日本と中国サッカーの差が大きすぎて議論する価値がない。数年待ってから話したい」と両国の実力に差が開きすぎていることにも触れた。
また『綱易体育』は、「日本は2点差で勝利した。彼らは中国相手にまともに相手する必要はない」と題し、「日本は今回の試合で明らかに選手のスカウティングに重点を置いていた。こうした観点からすれば、0-2というスコアはもちろん近年の日中戦のスコアを見れば比較的小さなものではあるが、日本が中国戦も含め、この大会で手の内を見せる必要がなかったことを除けば、両国間にはまだまだ大きな実力差がある。これこそ0-2のスコア以外の残酷な事実だ」と述べていた。

中国代表は今大会、ワールドカップアジア最終予選に出場したメンバーをベースとし、加えて若手を多く選出したメンバー構成となっていた。最終予選では日本と対戦し、初戦日本ホームの試合で0−7と大敗。11月の中国ホームの試合でも1−3で敗れ2連敗を喫した。日本相手には苦手意識があるのか試合前から弱音を吐いていたメディアも多く、特に0−7で大敗した試合がトラウマとなっておりこの試合も多くのメディアが大敗することを恐れていた。結果的に2失点で済んだものの、欧州組がいないこと、そして来年のW杯に向けた選手選考に重きを置いた日本を相手にこの結果と内容は中国代表にとって屈辱的な結果となってしまったようだ。

7日に開幕したE-1選手権も15日に最終節を迎える。日本代表は開催国の韓国代表と、中国代表は香港代表とそれぞれ対戦する。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.306 日本代表の本当の評価

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ