チェルシー、去就注目のN・ジャクソンの売却額を“1億ポンド”に設定へ 今夏での売却に積極的ではないと英メディア

チェルシーで活躍するジャクソン photo/Getty images

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残留か移籍か

プレミアリーグで2年連続二桁得点を記録したセネガル代表FWは今夏去就が注目されている。

『Daily Mail』のキーラン・ギル氏によると、チェルシーはセネガル代表FWニコラス・ジャクソンの売却に移籍金1億ポンド、日本円およそ210億円を要求するつもりだという。

ビジャレアルのU-19出身のジャクソンは2022年7月に同クラブのトップチームに昇格すると、その1年後の2023年7月に現在所属するチェルシーへの完全移籍を決断。プレミアリーグ初挑戦となった23-24シーズンは決定機を逃す場面も多く批判に晒されることもあったが、最終的には31試合に先発出場し、14ゴール5アシストを記録。昨季も怪我がありながらもプレミアリーグ30試合で10ゴール5アシストと2年連続で二桁得点を記録した。しかし昨季の終盤戦にUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けた重要なゲームとして臨んだニューカッスル戦やクラブワールドカップのフラメンゴ戦での軽率な一発退場などもあり、今夏の移籍市場では退団が噂されていた。
そんなジャクソンだが去就が注目。同氏によると、現在ACミランやプレミアリーグの複数クラブがジャクソン獲得に興味を持っているが、チェルシーは今夏での売却には前向きではなく、同選手を1億ポンドのストライカーとして高く評価しているため移籍の可能性は低いとのこと。チェルシーはジャクソンとイプスウィッチ・タウンから新加入のFWリアム・デラップが定位置争いを繰り広げることを望んでおり、ブライトンから加入したジョアン・ペドロはあくまでも攻撃で幅を持たせる役割に期待して獲得したという。

またギル氏はデラップが昨季イプスウィッチで先発出場した32試合のうち、フル出場したのはたったの3試合のみという事実に注目するべきだと発言しており、チェルシーはジャクソンに定位置争いだけでなく、デラップとの共存にも期待しているようだ。

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