ジョタの事故を目撃したトラック運転手が証言「スピードは出ていなかった」

ジョタが乗っていたランボルギーニの残骸 Photo/Getty Images

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スピードを出しすぎていたという話もあったが

 交通事故で急逝したリヴァプールのポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ。突然の訃報に、サッカー界は悲しみに包まれた。

 この事故はスペイン北部のサモラ近郊、A-52号線で起こった。前の車を追い越そうとした際にジョタのランボルギーニのタイヤがバースト。車はコントロールを失って横転、炎上したのだという。警察による予備報告によれば、事故当時、車はスピードを出しすぎていたという示唆がなされている。

 しかし、事故を目撃したとされる人物が現れた。トラック運転手のホセ・アゼベド氏は、ジョタの車は決してスピードを出していなかったと遺族に証言したという。また、道路自体の危険性も訴えている。英『Daily Mail』が伝えた。
「スピード違反をしていなかったと断言します。私は月曜日から土曜日まで毎日この道を走っています。どんな道かはわかっていますが、それはまったく役に立ちません。暗い道でしたが、車のメーカーや色などははっきり見えました。でもその後、残念ながらそういう結末になってしまいました」

 A-52号線は事故が起きやすいと言われており、『Mirror』によれば2023年にこの道路で19件の交通事故が発生している。夜間は暗いうえに道路に穴があいている箇所が多く、地元住民は以前から道路の不備に不満を抱いていたようだ。サモラ州の中央行政代表はジョタの事故を受け、この道路を「非常に危険」と評価したという。

 警察による正式な報告書は7月10日の時点でまだ上がってきていないが、どうやら道路自体にも原因がありそうだ。

※電子マガジンtheWORLD307号、7月15日配信の記事より転載

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