契約解除金約165億円のWGにオファーも2度目の拒否 トッテナムは“未来のバロンドール候補”を獲得できるのか

ウェストハムで活躍するクドゥス photo/Getty images

本格補強が進行中

トッテナム・ホットスパーがウェストハム・ユナイテッドのモハメド・クドゥス獲得に向けて動いているようだ。『TBR Football』の報道によると、スパーズは総額5500万ポンドに及ぶオファーを提示したが、これが拒否されたという。

クドゥスはトーマス・フランク新監督が就任後、最優先補強ターゲットとされており、今回の提示額は固定額5000万ポンドに加えて500万ポンドのアドオンが含まれていた。トッテナムは先月も5000万ポンドのオファーを行っていたが、これも退けられていた。

ウェストハム側は、リリース条項として設定されている8400万ポンドに比して6500万ポンドの要求額は「現実的」と主張し、譲歩する姿勢は見せていない。財政面の整理を進めたいウェストハムにとっても、クドゥスの放出は補強資金捻出の一助となる。

一方で、本人はトッテナム移籍を強く望んでおり、キャリアにおける絶好のステップと捉えているようだ。フランク監督は過去にブレントフォードでオリー・ワトキンス、ブライアン・エンベウモ、アイヴァン・トニーらを育てた実績があり、クドゥスを“未来のバロンドール候補”へと押し上げる可能性があると、ダニエル・レヴィ会長も信じているという。

すでに両クラブ間とクドゥス側との交渉は続いており、他クラブからの関心もあるなかで、トッテナムが最も優位な立場を維持している模様だ。交渉の行方は、今後のスパーズのチーム作りに大きな影響を与えることになる。

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