17歳時点での衝撃はC・ロナウド、メッシをも上回る 15歳と290日でのラ・リーガデビューから始まったヤマル伝説は今後も続くか

バルセロナでプレイするヤマル photo/Getty Images

何より難しいのは継続性だ

驚異的な速度でバルセロナ&スペイン代表の主力となり、今では誰もが認める超ワールドクラスのアタッカーになったFWラミン・ヤマル。今のクオリティで17歳というのが驚きで、17歳時点ではリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドをも上回るインパクトと言っていいだろう。

今季もヤマルは圧巻のパフォーマンスを披露し、バルセロナのリーグ制覇や国王杯制覇に貢献してきた。英『Football365』はシーズンオフのタイミングで改めてヤマルのここまでのキャリアを振り返っているが、史上最年少記録を次々と塗り替えていて、その経歴はあまりに豪華だ。

まず15歳と290日とクラブ史上最年少でラ・リーガデビューを果たし、16歳と87日でリーガ最年少ゴール。16歳と213日でラ・リーガ初の1試合2ゴールを達成した。

チャンピオンズリーグも16歳と68日で初出場を果たし、16歳と273日でCL準々決勝の戦いを経験。16歳と310日でバルセロナ通算50試合出場に到達し、17歳と105日で伝統のクラシコ最年少ゴール。

スペイン代表では16歳と57日でデビューし、得点まで記録。16歳と339日でEURO本大会を経験し、アシストを記録した。勢いそのままに17歳と1日でEUROを制しており、あまりにも順調すぎるキャリアだ。

2024年にはゴールデンボーイ賞、FIFAベストイレブン、今季はラ・リーガの年間ベストイレブンとCLベストイレブンにも選出された。

あとはこれを継続できるかどうかだろう。メッシやロナウドは20年近くトップレベルを維持し、今も活躍を続けている。この継続性こそ彼らが特別な理由であり、ヤマルがこのままサッカー界の顔になっていけるのか注目される。

同メディアは今後どれだけの記録を破ってくれるのか楽しみと伝えているが、継続するのは簡単ではないだろう。ここまでのインパクトは強烈だが、よりマークが厳しくなるであろう今後も結果を出していけるか。


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