モナコにとってポグバは特別な戦力になる? 賭けるだけの価値はあるとの見方も「ある種のワイルドカードとして起用できる」

ユヴェントス時代も特別なプレイを見せていたポグバ photo/Getty Images

2026W杯へ復活なるか

2023年のドーピング検査で陽性反応を受け、18か月の出場停止処分を受けていたMFポール・ポグバ。その処分は今年3月に解除となり、現在は母国フランスのモナコ入りが近いとされている。

ピッチから離れていた32歳のポグバがどこまでパフォーマンスレベルを維持しているかは未知数だが、『Get Footballnews France』はモナコにとってポグバの獲得は低リスクな良い賭けになると伝えている。

「ポグバがリズムを取り戻すには時間が必要だろうが、モナコは他のどのチームよりもポグバに時間を与えるだけの余裕があると言える。ある種のワイルドカードとして起用できるし、モナコはすでにリーグ屈指のMF陣を抱えている。主将のデニス・ザカリア、ラミン・カマラも今季は浮き沈みがあったが、シーズンの締め括りはポジティブだった。他にもスングトゥ・マガッサ、ママドゥ・クリバリといった若手もステップアップする準備ができている」

「すでに豊富な選択肢がある中にポグバが加わるが、ポグバは何か違うものをもたらせる。出場停止前のレベルを取り戻せれば、国内リーグと欧州カップ戦の戦いへチームレベルを高めることができるはずだ。そして目に見えない要素もある。ワールドカップ優勝経験があり、個性豊かなポグバは若手も多いモナコのロッカールームで指導力やリーダーシップを発揮できるだろう」

今のモナコならばポグバに依存しすぎることもなく、じっくりと復活への時間を与えられると同メディアは考えているのだ。それでポグバが以前のパフォーマンスを見せてくれるならば、これほど心強い新戦力はいない。

ポグバの最終目標はフランス代表として2026ワールドカップを戦うことにあるとされており、来季チャンピオンズリーグに出場できるモナコはポグバにとっても良い環境と言える。

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