CWCは場所によって“猛暑”が危険な敵となる 開幕戦へメッシらマイアミに注意も「猛暑は選手の健康・安全を脅かす」

メッシ擁するマイアミが初日から登場 photo/Getty Images

マイアミやロサンゼルスは中程度の暑さリスクあり

いよいよ15日よりクラブワールドカップ2025がスタートする。開幕ゲームはリオネル・メッシやルイス・スアレスら強力助っ人擁するインテル・マイアミVSエジプトの名門アル・アハリだ。

アメリカ開催ということに加え、マイアミにはメッシがいる。今大会で1番注目されているチームと言ってもいいだろう。果たしてメッシはCWCでもチームを上位へ導けるのか。

その開幕ゲームを前に英『Sportbible』が注意事項に挙げたのがアメリカの『暑さ』だ。戦術の整備も重要だが、夏の大会では暑さ対策も重要なポイントになる。

すでにアメリカ国立気象局はマイアミ、ロサンゼルスに「中程度」の暑さリスクを発令していて、メッシらが初戦を行う舞台はマイアミのハードロック・スタジアムである。キックオフ時の気温は29度と予想されていて、湿度は65%。サッカーをするうえで理想的な天候とは言えないだろう。

続くグループステージ第2節では会場をアタランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムへと移してポルトガルのFCポルトと対戦するが、このゲームでも気温は31度くらいまで上昇すると予想されている。

国際サッカー選手会(FIFpro)は「CWCのような大会はスケジュールが過密となることに加え、オーランドやマイアミといった地域では気温が上昇する。猛暑は選手の健康・安全を脅かす問題だ。我々は選手の安全を最優先に考え、状況を注視していく」と声明を出していて、アメリカの気候問題は選手たちにとって厳しいものとなるかもしれない。

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