PSGに大敗のインテル CL決勝史上初5点差での決着にイタリアメディア「今季最悪の試合」「歴史的な敗北」

決勝で敗れたインテルの選手ら photo/Getty Images

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3冠を目指すも無冠に終わったインテル

現地時間5月31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝、PSGとインテルの試合は5−0でPSGが勝利し初優勝を飾った。敗れたインテルは2年ぶりの決勝進出も、15年ぶり4度目の優勝を逃した。

インテルは開始12分、PSGのDFアクラフ・ハキミに先制を許すと、8分後にMFデジレ・ドゥエに追加点を許して前半を0−2で終える。後半もPSGの猛攻を抑えることが出来ず3失点し完敗。終始PSGペースで試合が進み、0−5という衝撃のスコアで幕を閉じた。

これまでのチャンピオンズリーグ決勝にて4点差の試合は4回あったが、5点以上の差がついたのは今回が初めて。この結果にイタリア国内のメディアは挙って酷評し、『Corriere dello Sport』は「歴史無き決勝。PSGがインテルに屈辱を与える」と見出しを打ち、「PSGが最初から最後まで支配的な試合で5-0で勝利。インザーギとネラッズーリ(インテルの愛称)にとって歴史的な敗北」と伝えている。
また、『Gazzetta dello Sport』は「インテルにとってこれは今季最悪の試合、いや史上最悪の試合だろう。スクデット、コッパ・イタリア、スーパーカップを失ったインテルにとってシーズン全体で最も重要な試合だった。3月のフェイエノールト戦後、インザーギ監督は3本の指を立てて「トレブル」を示したが、彼に残っていたのは拳だけだった」と衝撃的なスコアで敗れたこと、今季無冠に終わったことを嘆いた。

相手は違えど、インテルにとっては2年前の無念を晴らす絶好の機会であったが、PSG相手に為す術も無くまたしても準優勝に終わった。再び涙を呑んだインテルだが、来季の奮起に期待したいところだ。

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