2部46試合で“16失点”にまとめた守備はプレミアでも通用するか バーンリーが生き残る武器は「守備が基盤になる」

昇格を決めたバーンリー photo/Getty Images

プレミア残留には守備が重要

イングランドのバーンリーFCは、アップダウンの激しい4シーズンを過ごしてきた。

2020-21シーズンにはプレミアリーグで18位に沈んで2部へ降格したが、2022-23シーズンは2部で勝ち点101を稼いで優勝。1シーズンでのプレミア昇格を果たした。しかし、2023-24シーズンは19位でまたまた2部へ降格することに。

そして迎えた今季、チームは指揮官スコット・パーカーの下で勝ち点100を稼ぎ、リーグ2位で昇格を決めた。プレミアの戦いは厳しいが、今度こそバーンリーは生き残れるだろうか。

最大の武器は『守備』だ。今季は2部優勝こそリーズ・ユナイテッドに奪われたが、バーンリーはリーグで最少となる16失点にまとめている。2部は計46試合あるため、そこで16失点は見事と言うしかない。この守備はリーズよりも明らかに上であり、パーカーはプレミアの戦いでもこの守備が基盤になると語る。

「(守備が)基盤になるだろう。大変な挑戦であることは理解しているし、それは最近のシーズンでも分かっていることだ。レベルが上がれば、試練が次々と降りかかる。しかし、守備面で目覚ましい成果を残した今季を終えた今、それが我々をどのように導くのか楽しみでもある」(『Burnley Express』より)。

残留を勝ち取る可能性は、リーズよりも大きいかもしれない。プレミアで生き残るには守備が何より重要であり、16失点にまとめた今季の戦いに選手たちも手応えを掴んでいるに違いない。

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