但馬ミツロ、前戦から1カ月半で193センチのアフリカ王者経験者と対戦へ 今後はクルーザー級、ブリッジャー級で世界を目指すことも示唆

挫折を味わうも再起を決意した但馬 (写真:本人インスタグラムより)

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3連勝に期待

5月24日にインテックス大阪で開催されるプロボクシング興行「3150×LUSHBOMU vol.6」の追加カード1試合が発表され、前日本ヘビー王者・但馬ミツロが、同級8回戦で、アフリカ地域王座獲得の実績があるハーバート・マトヴと対戦することが明かされた。

但馬は、日本人が未だ成し遂げていないヘビー級の世界王者を目指し、2022年4月のプロデビュー。日本最速の2戦目で日本王座を奪取し、昨年3月、ブリッジャー級の世界ランカーと対戦すると11戦目で初黒星を喫した。

その後、同年12月の再起戦に勝利し、今年3月の2戦目も圧勝。2連勝中と息を吹きかしている。しかも今回、前戦から1カ月半という短い間隔での次戦決定。会見に出席した但馬はコンディションについては「問題はない」と答え、「与えられた試合をしっかり勝っていくだけ」と再び世界を目指す壁を愚直に一つひとつクリアしていくことを見据えた。
対戦相手のマトヴは身長193センチと、180センチの但馬より13センチも長身。但馬は相手の印象について「身長も高く、決してやりやすい相手ではないが、フィジカルの強みと戦術面で圧倒したい」と述べた。

最後にその後の展望についても聞かれた元ヘビー級日本王者は「今年1年間は体重を落としながらフィジカルを鍛え、最終的には世界ランカーと戦うレベルまでいければ」とヘビー級ではなくブリッジャー級やクルーザー級への転向も示唆した。

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