連敗はストップもドローで5試合未勝利のシティ ペップ「我々は本当にいいプレイをしたが、今はこういう時期なんだ」

引き分けに終わったシティのペップ・グアルディオラ photo/Getty Images

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エヴァートンと1−1のスコアレスドロー

プレミアリーグ第18節が26日に行われ、マンチェスター・シティはエヴァートンとホームで対戦した。

ここまで公式戦4試合勝利がないシティ。直近12試合で1勝2分9敗と順位も7位に転落し不振に陥っている中でのエヴァートンとの試合。14分に左サイドでボールを持ったジェレミー・ドクがカットインで中央へ切り込み、スルーパスに抜け出したベルナルド・シウバがそのパスに反応し滑り込みながらシュート。相手に当たったボールが決まってシティが先制。しかし36分にエヴァートンのアブドゥライェ・ドゥクレのクロスからフリーになっていたイリマン・エンディアイェにボールが渡り、右足ダイレクトシュートをゴール右隅へ突き刺して試合を振り出しに戻す。その後、シティが果敢に攻めるもエヴァートンの守備を崩せず試合は1−1のドロー。連敗はストップしたものの5試合未勝利と苦しい状況が続いている。

試合後にペップ・グアルディオラ監督は「我々は本当にいいプレイをしたけど、今はこういう時期なんだ」と現在のチーム状況を踏まえ今回の結果に言及。「自信は結果とともに得られる。でも、あのチームに対するパフォーマンスは、守備でも攻撃でも本当に良かった。残念ながら思うような結果は出せなかった」と試合を振り返った。
この試合アーリング・ハーランドがPKを失敗したことについて、その後最悪の事態を恐れていたという。「もちろん、我々はポジティブだったし、ピッチにもエネルギーがあった。毎週、毎週、何が起きても常に次のことを考えていた。(シティの不振は)受け入れている。それが人生だ。何度も何度も試合に勝てないとは思っていなかった。でもどうすればいいのか。続けるしかない」と語った。

シティは10月30日のカラバオカップ4回戦のトッテナム戦で敗れて以降大不振に陥り、唯一の白星は第14節ノッティンガム・フォレスト戦に3−0で勝利した試合のみで、ここまで12試合で1勝3分8敗と非常に苦しんでいる。特にエースストライカーのハーランドも公式戦直近9試合で2得点のみとなっており、チームがいかに深刻なのかが分かる。まもなくプレミアリーグも後半戦に入っていく中、シティはここから巻き返しを見せることができるのだろうか。

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