14試合で“3勝のみ”で15位…… デ・ロッシ、ユリッチを解任したローマがまさかの残留を心配する事態に「我々は戦い続けなければならない」

調子の上がらないローマ photo/Getty Images

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監督交代の連続でチームは混乱

ここまでセリエAで14試合を戦い、3勝のみ。1日にはアタランタにも0-2で敗れてしまい、ローマは最悪と言える状況にある。

ローマは昨季から続くダニエレ・デ・ロッシ体制で今季をスタートさせたが、9月に解任。その後を引き継いだイヴァン・ユリッチは僅か53日で解任されることになり、この11月からはクラウディオ・ラニエリがチームを指揮している。

しかしここまで3勝4分7敗。現在は15位に沈んでおり、降格権の18位FCコモとの勝ち点差は僅か2ポイントだ。名門ローマとて油断できる状況ではない。
『Football Italia』によると、緊急的に指揮官となったラニエリは選手たちに最後まで戦い抜いてほしいと奮起を促している。

「(アタランタ戦で)選手たちは最後の最後まで戦ってくれた。簡単なゲームはない。次のゲームは今回よりもさらに難しいものとなるだろうと選手たちには伝えた。チームがこれまで通り一緒に戦ってくれれば、この状況を乗り越えられるはずだ。我々は戦い続けなければならないし、逆境に屈してはダメだ。選手が諦めることを私は認めない。選手たちは疲れ果てるまでボール1つ1つに反応し、戦わないといけない。(アタランタ戦の)交代は全て疲労が原因だったからね」

ここからはレッチェ、FCコモ、パルマ、ミランと対戦する予定で、レッチェは16位、コモは18位と下位に沈むクラブだ。まずはここできっちりと勝ち点を稼ぎたいところだが、ラニエリはチームを救えるか。

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