トッテナムに惨敗のユナイテッド 12位に沈むもテン・ハーグは「解任を恐れていない」と主張

ユナイテッドのテン・ハーグ監督 Photo/Getty Images

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レッドカードも痛かった

プレミアリーグ第6節で、マンチェスター・ユナイテッドはトッテナムと対戦。開始3分でカウンターからブレナン・ジョンソンに先制弾を叩き込まれると、前半のうちにキャプテンのブルーノ・フェルナンデスが退場に。10人となった後半にも2失点し、0-3と惨敗を喫した。

『sky sports』解説のガリー・ネビル氏は「テン・ハーグ監督のもとで見たパフォーマンスの中で最悪」、ジェイミー・レドナップ氏は「これは監督を解任させるようなパフォーマンスだ」と評している。これで開幕から早くも3敗。12位に沈んでおり、エリック・テン・ハーグ監督はいよいよ首が危なくなってきたと見られているようだ。

試合後、自身の将来について問われたテン・ハーグ監督は「いや、そのことについては考えていない。オーナーも、リーダーシップグループも、私たち全員が夏に一緒に残るという決断を下したからだ」と主張。「(改善に)時間がかかることはわかっていた。オーナーも首脳陣、スタッフ、選手たちも全員が同じ考え、あるいは同じ船に乗っている。私はその心配はしていない。もちろん常に新しい試合があり、新しい日がやってくる。我々は立ち直るだろう」と解任を否定した。
前半のうちにB・フェルナンデスにレッドカードが出たことも痛手となったが、テン・ハーグ監督は「レッドカードが試合の流れを変えてしまった。レッドだったとは思わない」とジャッジが試合を変えてしまったことを強調している。

しかし、安易にボールを奪われての失点は1-1に終わったヨーロッパリーグのトゥエンテ戦と似ており、これも会見では指摘されている。テン・ハーグ監督は「チームとして学ばなければならないのは明らかだ。相手チームのディフェンダーが誰にも止められずピッチ全体をドリブルで駆け抜けるなど、4日間で2度も起きるはずがない」と反省を述べている。

今夏は積極補強にも動いたものの、結果がついてこないユナイテッド。ポルト、アストン・ヴィラとのアウェイ連戦が控えているが、どうにか結果を残さなければ指揮官の首は長く持ちそうにない。


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