22秒で失点もブレントフォードに逆転勝利。リヴァプールが敗れ全勝はシティのみに ハーランドは3試合連続ハットトリックを逃すも2ゴールで勝利に貢献。プレミア新記録樹立

ブレントフォード戦で2ゴールを挙げたハーランド photo/Getty Images

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ハーランドが止まらない

24-25シーズンのプレミアリーグ第4節マンチェスター・シティ対ブレントフォードの一戦が行われた。

ホームのシティは前節に続き、ロドリがベンチスタートとなり、マテオ・コバチッチが中盤の底からゲームを作る。右サイドにはサヴィーニョが復帰し、左にはジャック・グリーリッシュ。ジェレミー・ドクはベンチから出番を待つ。

アウェイのブレントフォードは今季ここまで4バックを採用しているが、この試合ではシティ対策として5バックで試合に臨んだ。
すると、キックオフ直後22秒にスコアが動く。右サイドから攻め込むブレントフォードがゴール前にクロスを供給すると、左のルイス・ポッターが折り返し、最後はヨアネ・ウィサが押し込んで先制に成功する。シティは2節イプスウィッチ戦に続いて序盤戦で失点を許してしまった。

得点の勢いそのままにブレントフォードがゲームを支配する。相手のハイプレスに対して問題なくボールを運べており、前がかりになったシティの背後のスペースを突いて追加点を狙う。

しかし、次にゴールネットを揺らしたのはシティだった。この日は欠場の可能性も報じられたアーリング・ハーランドが19分に同点弾を挙げると、32分にはGKエデルソン・モラレスのロングフィードに反応し、GKマルク・フレッケンと一対一に。ノルウェー代表FWは冷静にシュートを沈め、シティが逆転に成功する。

後半に入ると、シティはロドリとヨシュコ・グヴァルディオルを投入。スペイン代表MFは今季初出場となる。

この2人が入ったことでさらなる安定感を手に入れるも、シティは追加点を奪えない。81分にはハーランドがシュートを放つもポストに阻まれ、3試合連続でのハットトリックが遠のく。前半に2ゴールを許したがブレントフォードの守護神GKフレッケンは集中したパフォーマンスを披露し、この一戦では5セーブを記録している。

後半はスコアが動かず、2-1でシティの勝利となった。リヴァプールがノッティンガム・フォレストに敗れたことで、ここまで全勝しているのはシティのみとなった。

3試合連続でのハットトリックが期待されたハーランドだが、ブレントフォード戦では2ゴールで試合を終えることになった。記録更新とはならなかったが、ハイペースで得点を積み重ねており、データサイト『Squawka』によると開幕から4試合で9ゴールはプレミアリーグ新記録だという。

マンチェスター・シティ 2-1 ブレントフォード

【マンチェスター・シティ】
19,32分 アーリング・ハーランド
【ブレントフォード】
1分 ヨアネ・ウィサ


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