守備の要グエイの退団に備えるクリスタル・パレス 代役候補は元バルセロナのディフェンダーか

ベティスでは出場時間を確保 photo/Getty Images

すでに個人合意か

クリスタル・パレスはベティスに所属するDFチャディ・リアド(20)と個人合意に達したようだ。英『Evening Standard』が伝えている。

パレスは守備の要であるイングランド代表DFマルク・グエイの退団に備え、代役となるCBを探す必要がある。グエイにはリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどプレミアリーグのビッグクラブが興味を示しており、今夏の去就が注目されている1人だ。パレスは同選手の獲得には最大で6500万ポンド(約129億円)ほど要求すると考えられている。

グエイのビッグクラブへの移籍に備えて、パレスが白羽の矢を立てたリアドは2019年にバルセロナのカンテラに加入。サバデルへのレンタル移籍を経て、昨シーズンにバルセロナBへ昇格し、2022年11月にトップチームデビューを飾った。しかしトップチームではその1試合しか出場できず、昨夏にベティスに期限付き移籍を果たしている。この移籍には一定の条件を満たした場合行使される買取オプションが付随している。
そんな20歳のリアドはシーズン序盤こそベンチも多かったが、徐々に出場機会を確保しここまではリーグ戦26試合に出場。現在は7試合連続でスタメンフル出場を記録している。そんなリアドの獲得には最大1400万ポンド(約27億円)ほどかかる可能性があると、同メディアは伝えている。

パレスはグエイの他にマイケル・オリーセ、エベレチ・エゼ、ジャン・フィリップ・マテタのフロントスリーや若手注目株のアダム・ウォートンなど多くの選手が今夏ビッグクラブから狙われており、慌ただしい夏を迎える可能性が高い。

新戦力の獲得だけではなく、主力の残留説得も行わなければならないパレスの今夏の移籍市場での動きには引き続き注目だ。

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