“52戦目”にして今季初黒星を喫したレヴァークーゼン 無敗記録が途絶えるもX・アロンソはチームを称賛 「誇りに思うべきだ」

レヴァークーゼンの指揮官X・アロンソ photo/Getty Images

「今日は我々の日ではなかった」

ヨーロッパリーグ(EL)の決勝で0-3でアタランタに敗北してしまったレヴァークーゼン。

ブンデスリーガを無敗で優勝したレヴァークーゼンには無敗での三冠が期待されていたが、アタランタFWアデモラ・ルックマンにハットトリックを許してしまい、無敗記録は52戦目にして途絶えてしまった。試合後、レヴァークーゼンの指揮官シャビ・アロンソはこの試合の敗戦を悔やみながらも、ここまで無敗を続けていたチームを称賛した。

「トロフィーを掲げたかったので悔しいが、すべてを手にすることはできない。我々はブンデスリーガを制し、土曜日にはDFBポカールを制するチャンスがある。今日は我々の日ではなかった。最悪の夜だった。このような重要な試合で起こったことは悔しい。でも普通は52試合目で初黒星を喫することはなんてない。だから我々が成し遂げたことは並外れたことであり、誇りに思うべきだ。それでも悔しいけどね」(英『BBC』より)
無敗記録が途絶えたことにフォーカスされているが、ここまで無敗できたレヴァークーゼンをまずは称賛すべきだろう。バイエルン一強時代に終止符を打ったアロンソだが、レヴァークーゼンをフルシーズン指揮するのは今季が初だ。1年目にしては驚くべき成績を残しており、アロンソは名将の仲間入りを果たしている。

ELのタイトルこそ逃してしまったが、今週末には2部のカイザースラウテルンとのDFBポカール決勝が控えている。今シーズン、欧州サッカーの大きな話題となったアロンソ率いるレヴァークーゼンはこの敗戦の悔しさを糧に2つ目のタイトルを獲得することができるか。

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