優勝後に異例の解任へ ユヴェントスがアッレグリ監督の解任を発表

解任が発表されたアッレグリ監督 photo/Getty images

暫定監督はパオロ・モンテーロ氏に

イタリアの名門ユヴェントスはマッシミリアーノ・アッレグリ監督の解任を正式に発表した。

15日、ユヴェントスはイタリア杯決勝でアタランタと対戦。開始直後にFWドゥシャン・ヴラホビッチのゴールで先制したユヴェントスは、そのリードを守り切って1-0と完封勝利。3季ぶり15回目のタイトルを獲得し、昨季から続いていた無冠記録を断ち切った。

しかしクラブが歓喜に沸く中、指揮官であるアッレグリ監督は試合中、主審らを侮辱をするなどして退席処分を命じられ、スポーツ裁判所から2試合の資格停止および5000ユーロの罰金処分が下されるなど、クラブのタイトル獲得に水を差す形に。また、同監督は試合終了後にスタジアム内の照明を破損させ、クリスティアーノ・ジュントリフットボールディレクターを追い払うような仕草も見せており、その行動が問題視されていた。
この行動を受けて、ユヴェントスは17日にアッレグリ監督の解任を決断。同クラブの公式サイトでは「クラブはコッパ・イタリア決勝戦の前後における彼の行動がユヴェントスを代表する者としてあるべき態度とは程遠いと判断したため、解任を決断した」と理由を説明している。

なお、未だシーズンは終了していないため、今季の残り試合は、パオロ・モンテーロ氏がアッレグリ監督の後任として暫定監督を務める。

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