“シュート44本”も打って180分間0ゴール…… PSGはムバッペ体制でもCLを獲れなかった「新たな時代が幕を開ける」

ドルトムントに敗れたPSG photo/Getty Images

来季からはムバッペ抜きのチーム作りか

チャンピオンズリーグ準決勝でドルトムントと対戦したパリ・サンジェルマンは、2戦合計0-2で敗北。ドルトムントも優れたチームだが、CL優勝候補に挙げられていたわけではない。PSGにとっては決勝進出のチャンスかと思われていただけに、この結果はショックが大きいだろう。

何よりの衝撃は、1stレグと2ndレグを合わせた180分間で1点も奪えなかったことだ。PSGは1stレグで14本、2ndレグでは実に30本ものシュートを放っており、合計44本もシュートを打って無得点だったことになる。

このシュート数44本という数字は、データサイト『Opta』がデータを取り始めた2003-04シーズン以降、CL1stレグ&2ndレグで無得点に終わったチームの中で最多の本数だという。ポストに当たる不運もあったが、エースのキリアン・ムバッペを擁しながら1ゴールも奪えなかったショックは大きい。
英『BBC』によると、解説を務める元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏はドルトムントの守備戦術を称える一方で、ムバッペにもっと違いを作って欲しかったとハイレベルな要求をしている。

「ドルトムントを大いに称賛しなければならない。ドルトムントはムバッペ相手に1対1の状況を作らなかったのだから。ただ、スーパースターとはチャンスを見つけるものだ」

ムバッペには今夏の退団話があり、PSGはムバッペ抜きで新シーズンを戦う可能性が高いだろう。ムバッペ在籍時にCLを制覇出来ていないのは残念だが、ムバッペが退団する場合は新たな道を模索していかなければならない。

同メディアも「PSGでは新たな時代が幕を開けようとしている」と今後に注目しているが、ドルトムント戦に先発したメンバーの平均年齢は24歳157日とかなり若かった。これは2008-09シーズン以降では、CL準決勝で最も若いスタメン平均年齢だという。

自国フランスの若手を成長させつつ、スーパースターに依存しない形でのチーム作りも悪くないはずだが、果たして悲願のCL制覇に届く日はくるのか。

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