今の豪州にはケイヒル、キューウェル、ヴィドゥカのようなスターがいない 豪州が今期待するのは18歳の新世代アタッカー

バイエルン入りが決まっているイランクンダ photo/Getty Images

バイエルン入りが内定している逸材への期待

2000年代のオーストラリアには、現在横浜F・マリノスを指揮するハリー・キューウェルや大型FWマーク・ヴィドゥカ、何度も日本の前に立ちはだかったFWティム・ケイヒルなど、欧州トップリーグで活躍する実力者たちがいた。

現在もオーストラリア代表はアジアの強豪の1つではあるが、当時のようなスター選手は減っている。

そんな中で期待を集めているのは、アデレード・ユナイテッドからバイエルンへの移籍が決定している18歳のFWネストリ・イランクンダの存在だ。バイエルンに合流するのは今夏の予定で、今季はオーストラリア国内リーグで8ゴール6アシストの結果を残している。
近年も欧州へ向かう選手は何人かいた。2018年にマンチェスター・シティと契約したことが話題を呼んだFWダニエル・アルザーニ、2022年のワールドカップ・カタール大会にも出場し、昨年にイングランドのニューカッスルと契約、現在はオランダのフォレンダムにレンタル移籍しているFWガラン・クオルらがそうだ。

しかしアルザーニは欧州で結果を残せず、現在は国内のメルボルン・ビクトリーでプレイしている。19歳のクオルはこれからの選手だが、欧州ではまだ目立った活躍が出来ていない。

イランクンダはどうなるのかと不安もあるが、アデレード・ユナイテッドでイランクンダを指導するカール・ヴァールトはバイエルンでサプライズを与えられると背中を押す。

「彼へのメッセージがあるとすれば、これまでやってきたことを続けることだ。彼はバイエルンという素晴らしい環境に行くことになるが、彼がそこに着けば多くの人を驚かせることは間違いないよ」(『The West』より)。

イランクンダはウイングでプレイする選手だが、名門バイエルンの選手層は厚い。いきなりトップで活躍できるほど甘い環境ではないが、オーストラリア新時代のエースとなれるのか。国内での期待は高まっている。

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