27ゴール奪った昨季から評価は急激に辛口モードへ セルティックは古橋に代わる“新エース”を獲るべきなのか

ブラックバーンで得点を量産するスモディクス photo/Getty Images

古橋に代わる新エース候補としてプッシュされるのは

セルティックでプレイするFW古橋亨梧は、今季もリーグ戦での得点数を二桁の10ゴールに乗せることには成功した。しかし昨季27ゴールを奪って得点王を獲得したことを考えれば、10ゴールの数字は納得できるものではない。

今季よりチームを指揮するブレンダン・ロジャーズとの相性を問題視する声もあるが、英『Football Fancast』は今夏にも古橋以上のアタッカーを獲得した方がいいとセルティックに進言している。

英『Football Insider』によれば、現在セルティックはイングランド2部のブラックバーンで活躍する28歳のFWサミュエル・スモディクスの獲得を検討しているという。
スモディクスはここまで2部リーグトップとなる23ゴールを記録しているのだが、『Football Fancast』はスモディクスがセンターフォワードから左ウイング、攻撃的MFなど、複数ポジションをこなせる点を評価している。ロジャーズは前線の選手に多くの役割を求めていて、それこそワンタッチゴールを得意とする古橋との相性が問題視されている理由でもある。

「昨季の古橋はアンジェ・ポステコグルーの下でリーグ戦27ゴールというセンセーショナルな数字を残したが、今季ゴール前での調子は急降下だ」

「28歳のスモディクスは多才なアタッカーであり、今季はセンターフォワード、時には攻撃的MFとしても起用されてきた。セルティックと契約した場合、最前線から攻撃をリードすることも出来、長身FWアダム・アイダの背後でプレイすることも可能だろう。スモディクスは古橋に代わる大幅なアップグレードになると同時に、ロジャーズ率いるセルティックで最も決定的かつ効率的なフィニッシャーになれるかもしれない」

古橋は頼れるゴールゲッターではあるが、現時点で10ゴールというのは少々物足りない。今季はレンジャーズとの激しい優勝争いにも巻き込まれているため、セルティックが来季へ何かを変えなければいけないのは明らかだ。昨季は大絶賛された古橋だが、来季へ立ち位置はどうなるか。

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