テア・シュテーゲンはまたドイツ代表でベンチ? 2010W杯から君臨し続けるノイアーの存在

27日に38歳の誕生日を迎えたノイアー photo/Getty Images

W杯では19試合、EUROは15試合に出場してきた鉄人

最近は負傷トラブルも目立つが、ドイツ代表では今もバイエルンGKマヌエル・ノイアーの存在が大きい。今月27日には38歳の誕生日を迎えたが、自国開催となる今夏のEURO2024でもノイアーが守護神に選ばれる可能性が高い。

米『Bleacher Report』は2010ワールドカップ・南アフリカ大会からずっとノイアーが国際大会の守護神であり続けていると振り返っているが、2010年以降ワールドカップとEURO本大会でノイアーが出場しなかったゲームは1試合しかない。その1試合は、2010ワールドカップ・3位決定戦のウルグアイ戦だ。

ここまでノイアーはワールドカップに19試合、EUROは15試合に出場していて、今夏のEURO2024でも先発となれば20試合の大台に達する可能性がある。
1番の影響を受けているのは、近年ノイアーと守護神を争ってきたバルセロナGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンだろうか。近年ではノイアーにとって最大のライバルだったが、テア・シュテーゲンは1度もワールドカップ、EURO本大会のピッチに立ったことがない。

ノイアーから世代交代となる際にはテア・シュテーゲンにチャンスがくると思われていたが、テア・シュテーゲンも31歳とベテラン世代になろうとしている。EURO2024でもノイアー体制で戦うとなれば、またテア・シュテーゲンのメジャートーナメント出場の夢は持ち越しとなるだろう。

ノイアーも全盛期は過ぎたかもしれないが、チームを束ねるリーダーシップの面でも頼もしさは健在だ。若い選手が多い現代表の構成を考えれば、やはりノイアーが1番手か。

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