トニーはEUROメンバー入りに近づいた!? イングランド代表OBは「イングランド代表としてプレイするプレッシャーに耐えられることを示した」

ゴールという形でアピール photo/Getty Images

ベルギー戦では1ゴール

元イングランド代表のジョー・コール氏は、ブレントフォードに所属するFWイヴァン・トニーはEURO2024のメンバーに入るべきだと考えているようだ。

今回、約1年ぶりにイングランド代表に名を連ねたトニーは2戦目となるベルギー戦にスタメン出場を果たした。すると、前半17分に自ら獲得したPKを沈め、早速ゴールをマーク。怪我でメンバー外となったハリー・ケイン不在の代表の中でゴールという目にみえる形で結果を残した。

そんなトニーとこの試合でも存在感を見せたコビー・メイヌーについて、コール氏は、『Channel 4』にて、「私なら彼ら(トニーとメイヌー)をチームに入れるだろう」と語り、ゴールを残したトニーについてはさらに称賛の言葉を送った。
「今夜はトニーにとってより重要だったと思う。というのも、彼は大舞台で、自分がそれをこなせることを示す必要があったからだ。彼はボールを保持することができた。それはチームに何かをもたらすかもしれない。ハリー・ケインは怪我をしていない限りプレイすることは知っている。でも、イヴァン・トニーは今、イングランド代表としてプレイするプレッシャーに耐えられることを示した」

イングランド代表の9番のポジションはコンディション不良でない限り、ケインが一番手であることは間違いない。そのためケインのバックアッパーは誰になるかが、注目されており、今回はトニーとオリー・ワトキンスが選ばれていた。一戦目のブラジル代表戦にスタメン出場したワトキンスには厳しい評価がつけられており、現段階ではトニー優勢の見方になっている。

もちろんEUROは6月開催なので、ここから所属先に戻ってからのパフォーマンスも大事であり、現段階ではまだ何も決まっていないだろう。ただこの3月の2戦だけを見ると、ケインのバックアッパーとしてはトニーが選ばれる可能性が高いかもしれない。

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