遠藤航は「リヴァプールを体現」する男 世界最高峰の首位攻防戦でPOTM受賞

シティ相手にも90分通して堂々としたプレイを披露した遠藤 photo/Getty Images

中2日ながら攻守にわたって存在感

10日に開催されたプレミアリーグ第28節で、首位に立つリヴァプールと2位につけるマンチェスター・シティが激突。今後の行方を占うこの重要な一戦は、両チームともに最後まで1歩も譲らず、1-1の痛み分けとなった。

そして、この世界が注目する首位攻防戦で圧巻のパフォーマンスを披露してみせたのが、リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航だ。

ミッドウィークに開催されたスパルタ・プラハ戦(ELラウンド16・1stレグ)でフル出場し、5-1の快勝に貢献していた遠藤。中2日で開催されたシティ戦でもアンカーとしてフル出場を果たすと、疲れを感じさせないプレイで攻守にわたって存在感を発揮する。
オフサイドによってゴールは認められなかったが、18分にルイス・ディアスがゴールネットを揺らしたシーン。リヴァプールが華麗なパス回しでシティゴールに迫ったが、攻撃のスイッチを入れたのは遠藤の縦パスだった。また、遠藤はこの試合でタックル「3回」、インターセプト「2回」、デュエル勝率「83%(5/6)」を記録するなど、シティの攻撃の芽を摘むシーンが何度もあった。

その結果、リヴァプールが試合後に行ったファン投票によるプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)の選出で、遠藤が見事に同賞を受賞。同賞の結果を伝えたクラブ公式『X』のポストには「彼はなんてプレイヤーだ」や「彼はこのリヴァプールというチームの全てを体現している。ハート、ガッツ、レジリエンス、クオリティ」、「オレたちのエンドウ」、「彼はグラディエーターだ」といった称賛コメントが寄せられていた。

今やリヴァプールに必要不可欠な存在となった遠藤。今後の活躍も楽しみで仕方がない。

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