CL決勝でマンCと戦ってから9か月で状況激変 マンUでもがくオナナの苦悩「大変な時期だった」

マンUのゴールを任されるオナナ photo/Getty Images

マンUでは批判を浴びる機会も多い

昨年6月にインテルの守護神としてマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ決勝を戦ってから約9か月。GKアンドレ・オナナは新天地のマンチェスター・ユナイテッドで苦い時間を過ごしてきた。

マンUは昨夏にオナナ獲得へ4700万ポンドの資金を投じていて、新守護神として期待は大きかった。しかし、オナナはその期待に応えるのに苦労している。これはチーム全体の守備に問題があったとも言えるが、オナナに厳しい視線が向けられてきたのは確かだ。

『ESPN』によると、オナナもマンチェスターの生活に慣れるまで半年ほどの時間を要してしまったと振り返る。
「大変な時期だった。今は少し気分が良くなったよ。何もかもが初めてで、新しい国ということもあって落ち着けなかった。今は良くなったよ。CL決勝でプレイし、その数カ月後にグループステージで敗退したことは僕にとって大きな教訓となった。そこから学び、前に進み、幸せになろうと努力している。それが最も重要なことなんだ」

「チームメイトたちはこう言ってくれていた。『アンドレ、適応に2年かかった選手もいるし、6か月かかった選手もいるし、時間がかからなかった選手もいる。君は状況を好転させられる人だ』とね。仲間はいつも僕を信じてくれて、最初から『アンドレ、クオリティはある、時間の問題だ』と言ってくれていたからね。とてもハッピーだよ。特にサポーターの皆は、困難な時期でも僕に優しく接してくれて、とても感謝している。彼らには感謝しかないよ」

3日にはマンCとのダービーマッチを控える。チームにとってプライドを懸けた重要なゲームで、マンCの超強力攻撃陣を抑えなければならない。果たしてオナナは違いを生み出せるだろうか。

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