アメリカ代表が目指すのは2026W杯決勝の地 「カタール大会でのモロッコのことを考えれば……」

若いタレントが揃うアメリカ代表 photo/Getty Images

決勝の舞台はメットライフ・スタジアム

先日、2026年に予定されている北中米ワールドカップのスケジュールが発表され、開幕は2026年の6月11日、決勝は7月19日となった。

決勝が行われるスタジアムは、アメリカ・ニュージャージー州にあるメットライフ・スタジアムだ。収容人数は8万2500人とされており、さすがに規模が大きい。決勝は大盛り上がりとなるだろう。

簡単なミッションではないが、カナダ、メキシコと同W杯を共催するアメリカ代表が目指すのはもちろん決勝進出だ。アメリカ代表を指揮するグレッグ・バーホルターの出身地もニュージャージーで、同指揮官もワールドカップ本番へモチベーションを高めている。
「生まれ育った場所から15分ほど離れたスタジアムでワールドカップ決勝があることになり、今は少しだけモチベーションが高まっているよ。前回のワールドカップ・カタール大会でのモロッコのことを考えれば、何が起こってもおかしくないだろう?準決勝にまで進出すれば、決勝まであと1ゲームなのだから」(『ESPN』』)より。

2026年大会の雰囲気がどのようなものになるかは分からないが、アメリカのサッカーファンが強烈に代表を後押しするのは間違いない。ミランFWクリスティアン・プリシッチやMFユヌス・ムサ、ユヴェントスMFウェストン・マッケニーら欧州トップクラブで経験を積むタレントはいるだけに、流れに乗れば上位進出も夢ではない。

カタール大会ではベスト16で敗れたが、アメリカはメットライフ・スタジアムに辿り着けるのか。バーホルターだけでなく、選手たちもモチベーションを高めているに違いない。

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