ミルナーがギグスに並ぶプレミア出場数 “632”に到達 37歳の鉄人が挑む最多出場への道

プレミア632試合目に出場したミルナー photo/Getty Images

歴代2位タイに

プレミアリーグ第20節でウェストハムと対戦したブライトン。2024年の初戦を迎えた両チームの戦いはスコアレスドローに終わり、勝ち点1を分け合う形になった。

この試合で偉業を達成したのがブライトンに所属するMFジェイムズ・ミルナー(37)だ。中盤の一角でスタメン出場を果たした同選手はこれでプレミアリーグ632試合目の出場を記録。

データサイト『Opta』によると、632試合に出場したミルナーは元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏に並び、プレミアリーグ通算出場記録で2位になったという。1位はマンチェスター・シティやエヴァートンでプレイしたギャレス・バリー氏がもつ653試合となっている。
あと21試合でプレミア最多出場記録に並ぶミルナー。2002年のリーズ・ユナイテッドでデビューした時は16歳であり、21年もの間イングランドのトップリーグで出場し続けている鉄人だ。シティやリヴァプール在籍時には、リーグ優勝やCL優勝も経験しているミルナーは今ではプレミアを代表する選手となっている。

今夏よりブライトンに移籍したミルナーは、ここまで公式戦18試合に出場しており、リーグでは13試合に出場して2アシストを記録している。また同メディアによると、ウェストハム戦ではチームメイトのMFファクンド・ブオナノッテと並ぶ4回のチャンスクリエイトを記録。今季プレミアの試合で4回以上のチャンスクリエイトを記録した最年長選手となったとのこと。

指揮官はロベルト・デ・ゼルビは英『Daily Mail』にて同選手の存在がチームにとって重要であると語っている。

「彼のエネルギーは素晴らしく、何年もプレイできる。ジェイムズのクオリティは明らかだが、彼のエネルギー、情熱、姿勢はより重要だ。彼はサッカー界ですべてを勝ち取ってきたが、トレーニングで彼を見ると、我々がより高いレベルに到達するのを助けてくれている」

ブライトンとの現行契約は今シーズンまでだが、1年の契約延長オプションが付随している。ブライトンに来季も残ることができれば、バリー氏の持つプレミア最多出場記録を更新するチャンスも十分にあるだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ