チェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)はここまでMFモイセス・カイセド(22)やMFエンソ・フェルナンデス(22)を上回るパフォーマンスを発揮している。
最近再び、チェルシーを退団する噂が浮上しているギャラガー。今夏にも移籍の噂は浮上していたが、今ではチームに欠かせない存在となっており、多くのサポーターがギャラガーの放出に反対している。
英『THE Sun』は2億2200万ポンドの移籍金がかかったカイセドとE・フェルナンデスとギャラガーのスタッツを比較しており、放出すべきではないと伝えている。
ここまでギャラガーは20試合(1616分)に出場し、カイセドは19試合(1390分)、E・フェルナンデスは20試合(1417分)に出場している。ギャラガーの方が少し多いが、そこまで出場時間に差はない状況だ。
同メディアによると、ギャラガーはここまで27回のチャンスクリエイトを記録しており、これはE・フェルナンデス(24回)、カイセド(12回)よりも多い。またギャラガーはそのうちの21本をオープンプレイから生み出している。
続いて比較するのがパス成功率だ。ギャラガーはここまで1144本のパスを記録し成功率は91.87%となっている。E・フェルナンデスは1108本で88%、カイセドは1038本で91.62%のパス成功率を記録している。
ギャラガーのスタッツの良さは攻撃面だけではない。ギャラガーは54回のタックルし、32回を成功させている。E・フェルナンデス(35回のタックルで20回の成功)、カイセド(31回のタックルで19回の成功)に比べても守備面での貢献も大きいことがわかる。
ドリブルも37回中24回を成功しているギャラガーだが、数字に見えないところでもチームへの貢献は大きい。チームのために走り、体を張る姿はチームに勇気を与えており、若い選手が多い中、チームを引っ張る存在だ。
カイセドやE・フェルナンデスとギャラガーはプレイスタイルも違うため、どちらがいいというわけではないが、高額な移籍金で加入した2人にも負けないくらいチームにとって重要な存在であることは確かだ。
献身的な姿勢とキャプテンシーをもつギャラガーの存在はチェルシーにおいて大きな意味を持つが、同選手の去就はどうなるのか。