もう遠藤航の先発出場にも驚きはない シェフィールド戦の90分間で見せたプレミアでも戦える“攻撃性”

シェフィールド戦にフル出場した遠藤 photo/Getty Images

疑問とされてきたビルドアップの部分も評価が上がってきた

途中出場から劇的な同点ゴールを決めた3日のフラム戦から3日後、リヴァプールMF遠藤航は6日に行われたプレミアリーグ第15節のシェフィールド・ユナイテッド戦でフル出場を果たした。

2-0で勝利したこの一戦で遠藤は高い評価を得ており、前節のフラム戦と合わせて良い流れが出来つつある。

リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』が何よりの改善点と評価するのが攻撃面だ。元よりデュエルの強さには定評があったが、リヴァプールの守備的MFに求められるタスクは多い。ビルドアップでも指揮官ユルゲン・クロップの要求に応える必要があり、当初はそのスタイルとプレミアリーグの環境への適応に苦労している印象があった。
しかし同メディアはそこも改善されてきたと評価しており、プレミアのゲームで先発を任されてもおかしくないレベルになったと称える。

「この試合でクロップが遠藤航を先発させたことは、それほどの驚きではなかった。とはいえ、フラム戦のように土壇場で英雄的な活躍を見せることと、プレミアリーグのゲームで先発することは全く別ものだ。シェフィールド戦は遠藤がどれだけ落ち着いているかを試すもう一つの大きな試練となった」

「彼は試合序盤からそれに力強く応えた。加入時点から疑わしいことが一つあるとすれば、それは彼のファーストタッチにあった。しかし、シェフィールド戦では序盤にプレッシャーをかけられた中でも彼は効果的にボールを受け取っていた」

組み立ての部分については、同じアンカーを任される機会が多いアレクシス・マクアリスターの方が得意分野ではある。しかしマクアリスターに関しては、アンカーよりも1列前で起用した方が持ち味を発揮できるとの意見が当初よりあった。遠藤がアンカーで計算できるようになれば、中盤の選択肢はもっと増えることになる。

徐々にプレミアのゲームでも戦えることが証明されてきたが、ここからリーグ戦でも先発機会を増やしていけるのか。12月は過密日程となっていることもあり、クロップにとっても遠藤の適応は大きな収穫のはずだ。

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