37歳のベテランFWが夢見る欧州カップ戦の舞台 “リーガ2位”のサプライズ起こすジローナでの野望

ジローナでプレイするストゥアーニ photo/Getty Images

リーガで予想以上のスタート

今季のリーガ・エスパニョーラ開幕より、ちょっとしたサプライズを起こしているのがジローナだ。ここまで9試合を戦って7勝1分1敗の2位につけている。

そのチームで懸命に体を張るのが37歳のベテランFWクリスティアン・ストゥアーニだ。

ウルグアイ代表でも50キャップを誇るストライカーは、ジローナで通算221試合をこなしてきた。その中にはチームが2部に降格した厳しいシーズンもあったが、ストゥアーニはチームを昇格させるべく戦い続けてきたのだ。
今季もリーグ戦で2ゴール1アシストを記録しており、チームの絶対的リーダーでもある。

そんなストゥアーニの夢は、ジローナの一員として欧州カップ戦を戦うことだ。ストゥアーニは欧州カップ戦への出場歴がなく、キャリアを終えるまでに欧州カップ戦へ出たいと語る。

「ジローナで引退したいと思っている。僕はジローナに尽くしてきたし、引退するのにこれ以上の場所はないと考えているんだ。良い時も困難な時も、僕はこのクラブのために全力を尽くしてきたからね」

「もちろん、ジローナで欧州カップ戦を戦うという夢もあるけど、それは信じられないものだろう。個人的には、それが僕の目指している目標だ。この困難で歴史的な目標に可能な限り挑みたいと考えている。何が起こるか分からないけど、これまでと同じようにすべての試合に勝ちたいと思っている」(スペイン『as』より)。

今のペースを維持できるかは分からないが、その夢を見るチャンスはある。ストゥアーニはクラブと2026年まで契約を結んでおり、今後もその夢に向けた戦いは続く。

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