シュマイケルもデ・ヘアも最初は良くなかった オナナはステップアップできるとテン・ハーグ

批判にさらされるオナナ photo/Getty Images

失点の多さはオナナのせいばかりではない

プレミアリーグで現在10位と不振にあえぐマンチェスター・ユナイテッド。直近5試合でも2勝3敗と安定感を欠いており、得点9に対して失点は12と上回ってしまっていることは不調ぶりを表しているといえる。

批判の矢面に立たされているのが、今季新加入のGKアンドレ・オナナだ。公式戦11試合で19失点という結果はファンを苛立たせており、前節ブレントフォード戦では劇的な逆転勝利を収めたものの、先制点を許したことでまたもオナナは批判された。

エリック・テン・ハーグ監督は、そんなオナナを擁護し、もっとステップアップできるはずだと語っている。英『Daily Mail』がコメントを伝えた。
「彼はわかっているよ。我々も彼がもっとよくなるだろうとわかっている」

「プレミアリーグに参入するすべての選手には、慣れる期間が必要だ。彼はステップアップしなければならない。ピーター・シュマイケルやダビド・デ・ヘアのようなユナイテッドのビッグキーパーも、最初は良くなかった。アンドレは歴史から少し知ることが良いとわかっているよ」

「しかし私たちは今を生きており、未来を生きている。彼はより良いパフォーマンスをすることで、自分の未来を作らなければね。きっとそうしてくれるだろう」

ユナイテッドの失点が多いのはオナナのせいだけではなく、ディフェンスラインにケガ人が続出し安定しないことも原因だ。チームの守備が整備されれば、おのずと失点も減ってくるはず。オナナはフィードの正確さなど前任者にはないものを持っており、そういった特長も発揮されるようになればテン・ハーグのいう「ステップアップ」が果たされるのかもしれない。

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