CLで“6シーズン連続得点王”は再現不可能? 6シーズンで82ゴールのC・ロナウドに届く者は出てくるか

CLでも驚異の勝負強さを見せてきたロナウド photo/Getty Images

ハーランドやムバッペでも難しいか

昨季のチャンピオンズリーグでは、優勝したマンチェスター・シティよりFWアーリング・ハーランドが大会得点王のタイトルを手にした(12ゴール)。

さすがはハーランドと言うべき得点力を披露したわけだが、その活躍を今季も継続できるだろうか。

『ESPN』が振り返ったのは、約10年前のFWクリスティアーノ・ロナウドだ。当時レアル・マドリードでプレイしていたロナウドは、2012-13シーズンに12ゴールを挙げてCL得点王のタイトルを獲得。
凄かったのは継続性で、続く2013-14シーズンは17ゴールで得点王、2014-15シーズンは10ゴールでネイマール、リオネル・メッシと並んで得点王、2015-16シーズンは16ゴールで得点王、2016-17シーズンは12ゴールで得点王、2017-18シーズンは15ゴールで得点王と、6シーズン連続でCL得点王に輝いている。

レアルはこの期間に4度CLを制しており、ロナウドの得点力がその原動力となっていたのは間違いない。CLでの6シーズン連続得点王は普通ではない。

この記録にSNSでは「人間ではない」、「Mrチャンピオンズリーグ」、「CL6シーズンで82ゴールは真似できない」など改めてロナウドを称賛する声が寄せられており、この領域に達する選手は出てこないかもしれない。

昨季のハーランドにはその可能性を感じさせるものもあったが、どこまで継続性を保てるだろうか。今季もシティは優勝候補の一角に挙げられており、戦力は申し分ない。ハーランドがCL得点王を連覇する可能性もありそうだが、ロナウドの領域に届くだろうか。

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