ベンゲルとペップのもとでプレイしたアンリ 2人の偉大な指揮官との出会いが自身の監督キャリアに大きな影響与えていた?

U-21フランス代表監督を務めるアンリ photo/Getty Images

現在はU-21フランス代表を指揮

現役時代はアーセナルやバルセロナで活躍したティエリ・アンリ。アーセナルでは伝説の無敗優勝の一員でもあるアンリは、言わずと知れたレジェンドだ。

現役を引退後は、英『Sky Sports』の解説を務めたり、アーセナルの下部組織のコーチも経験していた。その後、2016年にベルギー代表のアシスタントコーチに就任し、古巣のモナコやメジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクト(現在はCFモントリオール)の監督も務めた。2021年にはベルギー代表のアシスタントコーチに復帰したが、カタールW杯後に離れていた。

そして、今夏にU-21フランス代表の新監督に就任した。そんなアンリは自身の監督キャリアには、アーセナル時代の指揮官のアーセン・ベンゲル氏とバルセロナ時代の指揮官のペップ・グアルディオラ監督の影響を大きく受けているという。
「監督になるということは、選手たちをより賢く、サッカーをもう少しよく理解させることはできるだろうか?という自問をすることだ」

「ペップ・グアルディオラを例に挙げてみると、バルセロナに到着したときは自分はサッカーが上手だと思っていたから、『彼(ペップ)は何を言っているんだろう?』と思ったよ」

「アーセン・ベンゲルは、私がアーセナルに移籍したとき、クレールフォンテーヌのアカデミーで学んだことの延長として、異なる意見や信念などをもっと受け入れるような考え方にしてくれた。ペップ・グアルディオラは新たなことに気づかせてくれた」(英『Daily Mail』より)

2人の指揮官との出会いが自身の戦術的意思決定を形作ったと感じているようだ。

UEFA U-21欧州選手権予選でU-21スロベニア代表と対戦したU-21フランス代表は4-0で勝利し、幸先のいいスタートを切っている。

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