昨シーズンとの違いはマインドとメンタリティ? ニューカッスルに勝利したマンC選手をペップは称賛

ニューカッスル戦後、チームを絶賛したペップ photo/Getty Images

厳しい中でもニューカッスルに勝利

プレミアリーグ第2節でニューカッスルと対戦したマンチェスター・シティ。UEFAスーパーカップでPK戦の末にセビージャに勝利し、中2日で迎える試合となった。

最大で4カ月近くもの離脱が予想されているケビン・デ・ブライネだけではなく、セビージャ戦同様にベルナルド・シウバとジョン・ストーンズを欠く中で挑まなければならなかった。

勢いに乗るニューカッスルに後半はボールを保持される展開になったものの、前半31分のフリアン・アルバレスのゴールを守り切ったマンCが開幕から2連勝を記録した。
厳しいスケジュールの中でも強敵ニューカッスルに勝利したマンCの選手たちを指揮官のペップ・グアルディオラは絶賛している。

「このグループの選手たちのマインドやメンタリティには本当に毎回驚かされる。あのチームとコンディションを相手に、多くの負傷者を抱え、休息もとれない状態で臨むことになる。彼らは本当に素晴らしいプレイをし、守備の仕方や全員の献身的な取り組みは本当に素晴らしかった」(英『Manchester Evening News』より)

過密なスケジュールの中でも、それを受け入れて挑戦することを選んだチームのメンタリティに感銘を受け、勝者のメンタリティを示したチームに指揮官は大満足しているという。

また、この試合マンCは1人も交代することなく試合を終えた。その理由についてもペップは同メディアでこのようにコメントしている。

「リコ(ルイス)、カルヴィン(フィリップス)、コール(パルマー)がその一員かもしれないと思ったが、その瞬間のチームが生きているのが見えた。あの試合では時々リズムが入りにくいこともあった。彼らが疲れていたのはわかっていたが、それでも彼らはそこにいて、戦っていた」

疲れていながらもしっかりと選手たちが戦っていたため、リズムを壊す可能性のある交代を行わなかったようだ。

イルカイ・ギュンドアンやリヤド・マフレズといったゲームを熟知したベテランたちが抜け、デ・ブライネも離脱している今、昨シーズンのマンCと状況は大きく違う。

しかし、この状況でもチームには戦うメンタリティが備わっていると指揮官は捉えている。悲願のチャンピオンズリーグ(CL)も制し、3冠王者に輝いたマンCはヨーロッパ王者としてどのようなシーズンを送るのか、注目が集まる。

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