リヴァプールMF遠藤航がベンチ入りから早々のプレミアデビュー 日本人12人目となるプレミア出場選手に

プレミアリーグデビューを飾った遠藤航 photo/Getty Images

加入早々にプレミアリーグ出場

プレミアリーグ第2節でボーンマスと対戦したリヴァプール。開幕節のチェルシー戦では引き分けてしまったため、ホームのアンフィールドで今シーズン初勝利を目指す試合になった。

現地時間の17日に電撃加入し、注目を集めた日本代表MF遠藤航は早速ベンチ入りを果たした。リヴァプールは開始早々の3分にボーンマスのFWアントワーヌ・セメニョに失点を許すも、27分にFWルイス・ディアス、36分にはFWモハメド・サラーが得点し、前半のうちに逆転。

しかし、56分にMFアレクシス・マックアリスターが足の裏を見せたタックルで1発退場となり、1人少ない状況に。それでも直後の62分にFWディオゴ・ジョタが3点目を決め、リードを広げる。
中盤のマックアリスターを欠いたリヴァプールは63分にFWコーディ・ガクポに代え、MF遠藤を投入。電撃加入からわずか数日でのプレミアリーグデビューを飾った。

1人少ない中での難しい状況でのプレミアデビューとなった遠藤だが、代名詞でもあるボール奪取を見せるシーンも。チームに加入してまだ間も無いため、チームメイトとの連携やプレミアリーグのサッカーに苦戦する場面も見られたが上々のデビュー戦だったといえる。

中盤のマックアリスターが1発退場であったため、最低でも1試合の出場停止となる。同じポジションの遠藤にとっては出場機会を得るチャンスが回ってきたと捉えることもできる。

リヴァプールでレギュラーに定着するには、熾烈なポジション争いを制すること必要となるが、ブンデスリーガから鳴り物入りで加入した遠藤には今後も注目が集まるだろう。

遠藤は今回のプレミアデビューで、稲本潤一、戸田和幸、中田英寿、宮市亮、香川真司、吉田麻也、岡崎慎司、武藤嘉紀、南野拓実、冨安健洋、三笘薫に次ぐ、12人目のプレミアリーグ出場を経験した日本人選手となった。

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