バイエルンのFWだって楽じゃない M・ゴメスが語る絶対王者の重圧「人々はどの試合でもゴールを決められると……」

ケインにも特大のプレッシャーがかかる photo/Getty Images

常に成功が求められるクラブ

今夏にバイエルンへ移籍したFWハリー・ケインは、トッテナム時代とはまた異なるプレッシャーと戦うことになるのだろう。

バイエルン特有のプレッシャーがあると語るのは、自身もバイエルンで活躍した元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスだ。

「人々はバイエルンの前線でプレーすればどの試合でもゴールを決められると考えている。しかもこのクラブは常に成功を求められる運命にあるから、大きなプレッシャーを感じる試合もあるんだ。人々は常にバイエルンのストライカーが得点することを期待している。1ゴール決めたら、ファンは続けて2ゴール目を決めて欲しいと考えるようになり、それが延々と続く」
「とはいえバイエルンにとってレヴァンドフスキに近いレベルのストライカーを獲得することは重要だったから、ケインがそのプレイヤーかもしれない。ケインは並外れた選手で、現時点で最高の選手の一人。彼はチームに大きな影響を与えるだろう。彼の加入はブンデスリーガにとっても良いことだと思う」(『MARCA』より)。

近年のブンデスリーガは長らくバイエルンによる一強状態が続いており、バイエルンのブンデスリーガ制覇はマストと考えられているところがある。バイエルンのストライカーはその目標へ向けてゴールを量産する必要があり、格下相手の取りこぼしは許してもらえない。

このプレッシャーはトッテナム時代と異なるものだろうが、ケインはバイエルンでもゴールを量産できるだろうか。要求されるハードルは高いだろう。

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