38歳の今季も重要度は変わらない リヴァプール戦でもクリア数4回、デュエル勝利数5回とT・シウバが見せた安心感

チェルシーを支えるベテランのチアゴ・シウバ photo/Getty Images

コルウィルら若手の手本となる

指揮官が代わっても、チェルシー守備陣のリーダーは変わらない。今季開幕節となった13日のリヴァプール戦でも3バックの真ん中に入ったのはチアゴ・シウバだ。

38歳を迎えている大ベテランDFチアゴ・シウバは今回のリヴァプール戦にもフル出場しており、やはりその存在は特別だ。

英『Squawka』がリヴァプール戦での数字を振り返っているが、チアゴ・シウバはこのゲームで最多となる127回のボールタッチ、同じく最多となる116本のパス、最多4度の空中戦勝利数、デュエル勝利数5回、クリア数4回を記録するなど、攻守両面でチームに貢献。試合は1-1のドロー決着となったが、相手がリヴァプールであることを考えれば悪くないスタートだ。
チェルシーは今夏にモナコDFアクセル・ディサシを獲得し、20歳のDFリーヴァイ・コルウィルもブライトンへのレンタル移籍から戻ってきた。特にコルウィルはまだ若い選手で、ビッグクラブでの経験も不足している。そんなコルウィルにとってチアゴ・シウバは理想のお手本となるに違いない。

全体的に若い選手が増えた今のチェルシーだからこそチアゴ・シウバのようなチームを落ち着かせるベテランは重要で、今季も安定したプレイを披露してくれることだろう。

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