ウェストハム、サウサンプトンが産んだFKの名手を獲得 “ベッカム超え”にも期待

ウェストハムへ加入したウォード・プラウズ photo/Getty Images

全力を尽くすと約束する

ウェストハムは14日、サウサンプトンからイングランド代表MFジェイムズ・ウォード・プラウズを獲得したと発表した。契約期間は2027年6月までで、背番号は「7」となっている。

現在28歳のウォード・プラウズはサウサンプトンの下部組織出身で、2011年10月に16歳ながらトップチームデビュー。翌年には正式にプロ契約を結び、これまでサウサンプトン一筋を貫いてきた。同クラブでは公式戦410試合に出場し、55ゴール54アシストを記録。特に正確無比なキックを武器としており、プレミアリーグでは歴代最多記録(デイビッド・ベッカムの18本)まであと1本に迫る17本もの直接FKをこれまで沈めている。

昨季サウサンプトンが降格したことで、今季はチャンピオンシップでの戦いを余儀なくされたウォード・プラウズ。4日の開幕戦(シェフィールド)ではフル出場を果たし、決勝ゴールをアシストしていたが、ウェストハムへの移籍が決まった。
そんなウォード・プラウズはクラブの公式サイトを通じて、意気込みを「ここウェストハム・ユナイテッドに来ることができて興奮しているよ。ここにいられるのは素晴らしいことだし、前に進むことが楽しみだ。外から見ていると、このクラブは何年にも渡って成長を続けており、昨季のECLでの成功を受けて、このクラブには本物の勢いがあると感じているよ。それに参加できることは素晴らしいことだし、今後の試合で自分の役割を果たすのが待ちきれない」などと語っている。

また、「すぐに溶け込める気がするし、このフットボールクラブのために全力を尽くすと約束する」とも述べたウォード・プラウズ。直接FKの記録更新にも注目が集まるが、ウェストハムを躍進させることができるのか。

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