先発に30代は2人だけのヤングなレアルが強い “スタメン平均年齢23.6歳”が見せる未来への期待感

ビルバオ戦にきっちりと勝利したレアル photo/Getty Images

クロース&モドリッチがベンチスタートでも勝利

今季開幕節でアスレティック・ビルバオと対戦したレアル・マドリードは、ベテランのMFトニ・クロースとルカ・モドリッチの2人が先発から外れていた。

中盤に入ったのはオーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデ、そして新加入のジュード・ベリンガムだ。

やはり注目すべきは若さだろう。23歳のチュアメニ、25歳のバルベルデ、20歳のカマヴィンガとベリンガムで構成される中盤はフレッシュで、スペイン『as』はクロース&モドリッチ抜きでも戦えることを確認できたと4人を称賛する。
この中盤に限らず、ビルバオ戦のレアルはFWヴィニシウス・ジュニオール(23)、ロドリゴ・ゴエス(22)、左サイドバックのフラン・ガルシア(24)、エデル・ミリトン(25)、GKアンドリー・ルニン(24)、それから30代のダビド・アラバとダニエル・カルバハル(ともに31)と若い構成になっていた。

スタメンの平均年齢は23.6歳となっており、近年のレアルが続けてきた若手タレント補強路線が形となってきた印象だ。もちろんモドリッチとクロースも重要な存在であり続けるが、彼らに依存しているわけではない。

ベリンガムにリーガ初ゴールが生まれたのも収穫で、未来が楽しみになるチームだ。ミリトン、GKティボー・クルトワの負傷など不安要素もあるが、ヤングなレアルはリーガとチャンピオンズリーグの頂点に届くか。

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