ベテランCBのフンメルスは後進に道譲る ドルトムント選手評議会のメンバーから自主的に外れる

今季もベテランとしてチームを引っ張るフンメルス photo/Getty Images

今シーズン限りでの退団も視野に

ボルシア・ドルトムントはマルコ・ロイスが5年間着用したキャプテンの腕章を譲ることを先月発表し、7月26日、ドイツ代表MFエムレ・チャンを新キャプテンに任命した。

また、同日に行われた記者会見でGKグレゴール・コベルを副キャプテンに任命した。さらにDFニクラス・ズーレが第3キャプテンとなり、ロイス、FWセバスティアン・ハラー、MFユリアン・ブラントがチームの評議会の一員になったことも発表されている。

一方で、ベテランDFのマッツ・フンメルスが選手評議会からは外れるようだ。独『kicker』によると、スポーツディレクターのセバスティアン・ケールは、昨シーズンに副キャプテンであったフンメルスが今回の選手評議会から外れた理由を聞かれ「私は決定の前にそれについてマッツ・フンメルスと集中的に話しました。彼が次世代の選手に道を譲ることを積極的に決めたのは素晴らしいことです」と本人からの申し出があったことを説明した。
昨シーズン終盤には退団も視野に入れていたと言われていたフンメルスだが、1年の契約延長により今シーズンも残留することが確定した。昨シーズン、チームはブンデスリーガ最終節を前に首位に浮上したが、最終戦でバイエルン・ミュンヘンに首位を譲ることになった。今シーズンは12年ぶりの優勝を手にすることはできるのか。

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