人気株のカイセド、“条件次第”ではブライトン残留の可能性

今夏の去就に注目が集まるカイセド photo/Getty Images

移籍金を1億ポンドに設定か

今夏の去就に注目が集まるブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドだが、新シーズンもチームに残留する可能性があるようだ。

現在21歳のカイセドは、2021年2月にブライトンへ加入すると、昨季はプレミアリーグ37試合に出場。圧倒的な対人能力でボールハンターとして中盤を支え、チームをヨーロッパリーグ出場圏内の6位フィニッシュへ導いている。

こういった活躍もあり、今や欧州の移籍市場において人気株のひとりとなっているカイセド。今年1月にはアーセナルへの移籍が噂され、本人もステップアップを希望していたが、最終的には実現せず。今夏もチェルシーが積極的に獲得に動いており、7000万ポンド(約127億円)のオファーを出したと報じられるなど、退団が有力視されていた。
しかし、英『90MIN』などによると、ロベルト・デ・ゼルビ監督がカイセドの去就について言及。「誰もがモイセスの話をしている。現時点でモイセスはブライトンの選手だ。トニー・ブルーム(クラブのオーナー)は私に、条件が変わらなければモイセスは我々のもとに残ると言ってくれた。それは私にとって、素晴らしいニュースとなるだろう」と述べたという。

ブライトンがカイセドの移籍金を1億ポンド(約182億円)に設定したとの報道もある。つまりこの条件が満たされなければ、同選手はチームに残留することとなるのだろう。はたして来たる新シーズン、カイセドはどのクラブでプレイすることとなるのか。今後の動向にも注目が集まる。

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