エンソとギャラガーしかいない中盤にファンは!? チェルシーのアメリカツアーは不安がいっぱい

シニアのMFではエンソとギャラガーのみアメリカツアーに帯同 photo/Getty Images

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MFの枚数が少なすぎる

プレシーズンのアメリカツアーに旅立ったプレミアリーグのチェルシー。ノースカロライナで行われるレクサムとのゲームを皮切りに、ブライトン、ニューカッスル、フラム、ドルトムントと対戦することが決まっている。昨季は12位と不本意な成績に終わっており、新監督マウリシオ・ポチェッティーノを迎えて心機一転のシーズンとしたいところだ。

しかし、英『Daily Mail』はアメリカツアーに向かったメンバーを不安視している。なかでもMFは6人が登録されたが、シニアの選手がエンソ・フェルナンデスとコナー・ギャラガーの2人しかおらず、あとはプレミアの出場経験の少ない若手たちだった。同紙はこの6人の平均スタメン出場がわずか7.6試合であることを指摘し、チームがいまだ急速な再建の途中にあるのだということがファンに不安を与えるかもしれないとしている。

チェルシーはこの夏、大規模なスカッドの整理を行っており、中盤の選手も多くが退団した。カイ・ハフェルツ、マテオ・コバチッチ、エンゴロ・カンテ、ルベン・ロフタス・チーク、メイソン・マウントなどがすでにチームを離れており、MFは特に入れ替えが激しくなるポジションだ。ブライトンMFモイセス・カイセドを狙っているとされているが、移籍金1億ポンドをくだらないといわれる高額な同選手の獲得にはいまだ至っていない。
同紙はポチェッティーノのプレシーズン計画はすでに意味がないと指摘し、ファンは最悪の事態を懸念していると伝えている。チェルシー再建は、一筋縄ではいかない大仕事となる。

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