マンC1年目は大苦戦も…… K・フィリップス、“昨季の汚名”返上へ闘志十分

昨季は思うような結果を残せなかったK・フィリップス photo/Getty Images

同僚たちよりも一足先に練習再開

マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスが、新シーズンに“昨季の汚名”を返上すべく、プレシーズンから闘志を燃やしている。

現在27歳のK・フィリップスは、当時チャンピオンシップだったリーズの下部組織出身で、2015年にトップチームデビュー。2016-17シーズンからレギュラーに定着し、2018年から約4年間チームを率いたマルセロ・ビエルサのもとで一気に評価を高めた。2019-20シーズンにチームをチャンピオンシップ優勝とともに1部昇格へ導くと、2020年9月にはイングランド代表デビューも果たしている。

プレミアリーグ昇格以降も違いを見せつけると、多くのビッグクラブがK・フィリップスに興味を示す。そんな中、2022年夏にマンチェスター・シティへの移籍が発表された。新天地での活躍も期待されたが、加入1年目の昨季は思うような結果を残すことができず。序盤戦の負傷離脱の影響もあってか、昨季は公式戦21試合の出場(うちリーグ戦は12試合)。出場した試合もほとんど途中出場となっており、苦しい時期を過ごしていた。
K・フィリップスは、マンCと2028年6月までの長期契約を結んでいるが、プロの世界は非常に厳しい。結果を残さなければ、クラブを追い出される可能性が高い。そのため、来たる新シーズンは、同選手にとって“勝負の年”となるはずだ。そして、それをK・フィリップス自身もしっかり理解しているに違いない。

英『Daily Mail』などに寄稿しているジャーナリスト、ジャック・ゴーハン氏によると、K・フィリップスは失われた時間を取り戻すべく、バカンスを早めに切り上げ、同僚たちよりも一足先にチームへ合流。新シーズンへ向けて、トレーニングを再開したようだ。はたして、K・フィリップスは新シーズンこそ、結果を残すことができるのか。

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