《バルサ・未来のトリデンテ》が楽しみすぎる? ロッキ、ファティ、16歳になったばかりのヤマルら広がる希望

ロッキは来夏合流予定 photo/Getty Images

若きタレントが揃いつつある

12日、バルセロナは以前から狙っていたアトレチコ・パラナエンセFWヴィトール・ロッキ(18)の獲得で合意に達したと発表された。

合流は2024年夏の予定となっているが、早くも未来の『バルサ・トリデンテ』を予想したのはスペイン『Tribuna』だ。

ロッキは主にセンターフォワードでプレイする選手で、今年はブラジル国内で15ゴールと見事な結果を残している。バルセロナにはロベルト・レヴァンドフスキがいるが、レヴァンドフスキもベテランだ。ロッキが後継者となれれば言うことなしだ。
左ウイングには、アンス・ファティ(20)だ。大怪我を負った影響からなかなかコンディションが上がらず、去就が不透明との話題もあるが、それでもポテンシャルは特大だ。10代の頃より話題だった天才肌のアタッカーで、まだ判断を下すには早すぎる。もう少し長い目で育てていくべき選手で、バルセロナのエースになる可能性もゼロではない。

現在のチームにはウスマン・デンベレ、ハフィーニャら他にもウイングがいるが、同メディアは16歳のラミン・ヤマルの名前も出している。

バルセロナのカンテラで技を磨くヤマルは、右ウイングを主戦場とするレフティーアタッカーだ。13日に16歳の誕生日を迎えたばかりの選手だが、すでにU-19スペイン代表での出場歴もあるなど飛び級プレイヤーとして注目を集めている。

数年後に右のヤマル、左のファティ、センターのロッキなんて若きトリデンテが実現すれば非常に興味深い。

また、オサスナにレンタル移籍していたモロッコ代表FWアブデ・エザルズーリも仕掛けが面白いアタッカーだ。先日まで開催されていたU-23アフリカ・ネイションズカップではモロッコを優勝に導いており、エザルズーリは大会トップタイとなる3ゴールを記録している。去就は不透明だが、今後化ける可能性を秘めたアタッカーではある。バルセロナで見たいと考えるサポーターもいるだろう。

同メディアはガビを右ウイングへ配置するパターンもあると紹介しているが、いずれにしても若いタレントが揃っている。これは非常にポジティブで、数年後の前線がどうなっているのか楽しみだ。

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