リヴァプールでコウチーニョの“後継者”は完成するのか エリア外から狙えるショボスライの魅力

リヴァプールの獲得リストに挙がるショボスライ photo/Getty Images

得点を奪える攻撃的MFは貴重

昨季5位でプレミアリーグを終えたリヴァプールは、中盤のピース不足が指摘されてきた。さっそく今夏はブライトンからMFアレクシス・マクアリスター獲得をまとめたが、まだ動きは止まらない。

現在獲得に近づいていると言われるのは、ライプツィヒ所属のハンガリー代表MFドミニク・ショボスライ(22)だ。

リヴァプール専門サイト『Liverpool.com』は、ショボスライを以前リヴァプールでプレイしていたMFフィリペ・コウチーニョと重ねている。
理由の1つは、ショボスライが積極的にエリア外からもシュートを放つところにある。ショボスライは2021-22シーズンにブンデスリーガで6ゴール8アシスト、昨季も同じく6ゴール8アシストの成績を残しているが、この2シーズンでエリア外から61本ものシュートを放っている。

コウチーニョはリヴァプール在籍時の2016-17シーズンに計106本のシュートを放ち、そのうち63本がエリア外からのものだった。

コウチーニョ退団後のリヴァプールはリーグ制覇やチャンピオンズリーグ制覇など結果を残してきたが、得点を奪える攻撃的MFは不足気味だったと言える。ショボスライはウイングでもプレイする選手だが、トップ下にも入れる。[4-2-3-1]のシステムも面白い。

前線にはモハメド・サラー、ルイス・ディアス、コーディ・ガクポ、ダルウィン・ヌニェス、ディオゴ・ジョタらタレントが揃っているため、中盤補強が機能すれば攻撃力は飛躍的にアップするだろう。ショボスライも興味深い実力者であり、獲得できれば選択肢が広がりそうだ。

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