ガクポこそフィルミーノの後継者にふさわしい? 「ストライカーのポジションは僕に合っていると思う」

リヴァプールでプレイするガクポ photo/Getty Images

オランダ代表でも最前線起用はオプションになる

昨年のワールドカップ・カタール大会でベスト8に入ったオランダ代表は、やや前線の層が薄い。最終ラインにはフィルジル・ファン・ダイクを筆頭にタレントが揃っているのだが、前線はタレントが不足気味だ。

特にセンターフォワードは絶対的エースのメンフィス・デパイが頼みの綱で、デパイに代わるタレントは物足りない。

そこでオプションとなり得るのがリヴァプール所属FWコーディ・ガクポだ。
昨年のカタール大会ではトップ下を担当し、グループステージで3ゴールを記録。オレンジ軍団の新たな顔としてブレイクを果たした。

今冬からはリヴァプールでプレイしているが、リヴァプールではセンターフォワードに入る機会も増えた。タイプ的には、クラブを離れるロベルト・フィルミーノと同じく偽9番に近い役割もこなせるのではないか。

『ESPN』によると、ガクポも中央でのプレイに意欲を燃やしており、今後はセンターフォワードが定位置となっていく可能性もある。

「ストライカーのポジションは僕に合っていると思う。最初はヒディンクに説得されたんだ。PSV時代に『ストライカーか、偽9番になるべきだ』とね。当時は乗り気ではなかった。その後ロジャー・シュミットにも同じことを言われたけど、以前は左サイドで良い感じだった。ただ、去年のW杯ではフィールドの中央でプレイしたし、リヴァプールでも同じことをしたからね」

オランダ代表は14日にネーションズリーグ準決勝でクロアチア代表と対戦することになっているが、そこへ向けた代表メンバーからはデパイが負傷離脱している。デパイに代わって中央にガクポを配するプランもあるはずで、24歳のガクポが来年のEURO2024へどう成長していくのか楽しみだ。

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