旗手に負けぬスコットランドの“アシスト王” セルティックの中盤で伸びたデンマークの才能

セルティックでプレイするオライリー photo/Getty Images

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その実力は世界に知れ渡った

今季もスコットランド国内を支配したセルティックでは、FW古橋亨梧やMF旗手怜央といった日本人選手に注目が集まってきた。

今夏には指揮官アンジェ・ポステコグルーがトッテナムに引き抜かれることになり、古橋や旗手もトッテナムへ向かうのではなんて話題も出ている。

ただ、注目すべきは日本人選手だけではない。中盤で旗手とともにチームの優勝に貢献した選手として、22歳のデンマーク人MFマット・オライリーの存在は見逃せない。
187cmのサイズを誇るオライリーは、フラムのアカデミーで育った選手だ。昨年1月にMKドンズからセルティックに完全移籍したのだが、当時は旗手らと同じく世界的には無名に近い存在だった。

しかし、実力は高い。その証明には1シーズンで十分だった。今季はリーグトップとなる12アシストを記録しており、チャンスメイク力はかなりのレベルにある。

キーパス数(シュートに直結するパス)はリーグ2位となる81回を記録しており、これはチームトップの数字でもある。チーム2位はFWジョタの62回で、トップのオライリーとは差がある。

22歳と若いことも魅力で、オライリーにもブライトン、さらにはドイツ方面からの関心が伝えられている。U-21デンマーク代表でもプレイしており、A代表デビューもそう遠くないはず。年齢的にも、5大リーグのクラブが見るべきタレントと言えそうだ(数字は『WhoScored』より)。

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