4試合連続で無得点 得点ペースを落とすハーランドがそれでも決勝の鍵となる

CL決勝での得点が期待されるハーランド photo/Getty Images

得点ペースが落ちているストライカー

プレミアリーグとFAカップを優勝し、残る試合がCL決勝のインテル戦のみとなったマンチェスター・シティ。3冠を目指すシティの中でやはり期待を集めるのがFWアーリング・ハーランドだ。

今シーズンからシティに加入したハーランドは、公式戦通算52ゴールをマークし、数々の記録を更新してきた。そんなハーランドだが唯一不安な点はシーズン終盤の得点ペースだ。優勝が決まってから過密日程も考えての選手起用で出ていない試合もあるが、5月14日のエヴァートン戦のゴールから4試合ゴールから離れている状況だ。シーズン終盤ではMFイルカイ・ギュンドアンが6試合で6ゴールを決めており、ストライカー顔負けの活躍を見せている。

しかし英『Manchester Evening News』はハーランドの不発はCL決勝においては大きな鍵になるという。ハーランドに得点が生まれなくても、チームとしての完成度が変わらないのが今シーズンのシティの強みだ。ここ数試合で活躍を見せたのシティのギュンドアンやMFケビン・デ・ブライネ、MFロドリ、DFジョン・ストーンズへのマークに意識がいけば、ストライカーへのマークが緩み、スペースができるため、プレイしやすくなるのではないか、と同紙は注目している。ハーランドは得点以外にもポストプレイや守備での献身性などチームのためにプレイできる選手なので、同選手の貢献度は得点だけではない。それでもストライカーであるハーランドは得点に飢えているに違いない。
3冠に向けて残り1試合となったシティ。加入初年度からゴールという形でシティに大きく貢献してきたハーランドはクラブの悲願であるCL制覇と3冠をもたらすゴールを決めることができるのか。

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