“驚異の32ゴール”の影にクラブのサポートあり 選手を支える徹底した管理がストライカーを活かす

レスター戦でも2ゴールのハーランド photo/Getty Images

24時間体制で管理

プレミアリーグ第31節にてレスターと対戦したマンチェスター・シティ。この試合でも2ゴールをマークしチームに勝利をもたらしたアーリング・ハーランド。これでプレミアリーグで32ゴールをマークし、モハメド・サラーの記録に並んだ。これで6戦連発のハーランド。得点記録の話題はシティの試合後のお馴染みとなっている。

こうしたエースストライカーの活躍の裏にはクラブの徹底したコンディション管理があると米『ESPN』が報じている。クラブはシーズン終盤に向けてコンディションをキープできるように24時間体制でハーランドをケアしているという。まだ3つのコンペティションを残すシティにとって、3冠に向けて欠かせないストライカーであり、指揮官のペップ・グアルディオラも会見でこう述べている。

「私たちは24時間彼の世話をしており、信じられないほどの医師と理学療法士がいて、彼らは一日中彼のサポートをしている。彼はピッチ上よりもはるかに多くの時間トレーニングセンターにいる。現代サッカーでは、選手はピッチ上よりも舞台裏でトレーニングを行う」
シティのようなCLも戦うチームは、1シーズンで多くの大会を戦わなけばならないため、怪我など選手の管理についてはより慎重にならなければならない。選手層が厚いとはいえ、1人でも怪我で欠くとチームの戦い方のオプションは減ってしまう。特にシーズン終盤の怪我はチームに大きな影響を与える。FAカップやCLラウンド8・2ndレグのバイエルン戦、そして今月末のアーセナルとの天王山とハードな日程が続くシティ。怪物ストライカーの活躍の裏には、選手を徹底的にサポートするクラブの影の支えがあるようだ。

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